③糖質ってなに?~日本人は糖質過剰?~

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1.糖質摂取量が増加する日本人

昔と比べると、日本人は糖質を過剰に摂取するようになりました。 洋食のみならず、和食にも今や多くの糖質が含まれています。

すし

サッポロビールの調査によると、

一日の食生活で摂取している糖質量を調査したところ、基準値(男性250g/女性200g)に対し、実際に摂取している糖質の総量の平均は男性309gで、角砂糖約15個分が過剰であることがわかった。女性は332gで、角砂糖約33個分を余分に摂取している。

白砂糖

<Haplia「黒さとうの栄養を紹介」より画像引用>

 

慶応義塾大学特任教授・栗原先生によると、全体平均は320.23gで、これを角砂糖に換算すると約80個分になるという。
「多くの人が知らず知らずのうちに過剰に糖質を摂取しているのかが分かります。特に50代女性は414gと角砂糖換算で約104個に相当する量を摂取しています。これはこの年代層の"糖質を中心とした間食が多い"生活習慣が一因と考えられます」(栗原先生)

マイナビニュース「糖質摂取量、女性は一日に角砂糖約33個分も過剰摂取していることが判明」より引用>

 

6.中毒性のある糖質

ある説によると、コカインよりも糖質のほうが中毒性がある、との報告もあります。 糖質は一度摂取してしまうと、禁断症状がでるほどの中毒性があるようです。

 

ラットを使った動物実験では、コカインよりも糖質の甘さのほうがより脳内報酬系を刺激するという報告がされいます。糖質や甘いものが止められないのはこのためで、糖質制限ダイエットで失敗する人の多くはまずこの壁に悩まされます。
糖質の中毒性は、摂取しないとイライラや無力感などの禁断症状が出てきます。 <引用元:月刊SPA「糖質はコカインよりも中毒性が高い」 ダイエットに挫折する理由を内科医が分析」>

 

7.まずは、無理のない糖質制限

ストレス社会生きる我々は、やはりどうしても甘いもの食べたくなってしまう時ってありますよね・・・。私も、意思が弱いせいか、糖質はいかん!と思ってもついつい食べてしまいます。どうしても糖質を取りたい場合は、糖質を抑えてくれるお茶などを食前や食後に飲むようにしています。ストレスがたまらない程度に糖質を抑えてみるとよいかもしれません。