耳管障害③~鍼治療(東洋医学)編~

I.鍼治療(東洋医学

 
鍼治療は、
 東洋医学です。

東洋医学ってよく最近聞くけど、なんなのかよくわからないですよね。
簡単にいってしまえば、抗生物質等の薬や外傷や
感染症に適しているのが西洋医学の様です。

それに対し、東洋医学は、病気の原因が分からなかった古代人がため
人間を観察し、免疫力を高め病気を治そうとすることで発展してきた古い方法の治療です。
そこで気が遠くなるような年月をかけ、発達してきたようです。
(参考:ひぐちクリニック「東洋医学と西洋医学の違い」)





0.まず、舌をみて体の状態を確認することから

鍼治療をはじめるまえに、大体のどこの鍼灸師さんに「舌をだしてください」と言われ、舌を出させられます。舌をみて問診するのが「舌診」という様です。


ご飯を食べた直後だと、ご飯粒がついてないか心配になりながらしたを見せますw

鍼灸師の先生曰く、体調によって舌が小さくなったり大きくなったりする様です。
私は鍼灸師の方に「寝汗かいているでしょう???」と言われました。
たしかに毎晩寝汗をかきまくっていて、その問診にとても驚いた記憶があります。


舌をみることで、五臓の不調を確認することができるみたいです。
この五臓とは、解剖学的な臓器である「肝臓」「肺」「腎臓」等とは少し異なります。


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(参考URL:Let's Enjoytokyo「東洋医学って結局なんなの?」

東洋医学の肝は、全身の気と血の流れを調整する概念のことみたいです。

この五臓はそれぞれ身体の中に「経絡」という気の流れるラインを持っていて、
そこが滞ると「五臓」も悪くなるとされています。




 

1.経絡治療

舌診の後にいよいよ鍼治療がはじまります。

「経絡治療」とは、足先などの耳のつぼに鍼をさし、 気血の巡りを良くする方法です。

この治療では身体の経絡のバランスを整え、
自然の力で全身の気血の巡りを良くしていきます。

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引用元:「お手軽簡単、ローラー鍼の世界」

鍼をつぼにさすことで、気血の巡りを良くなります。
つまり、体を巡る気血の流れを改善することによって、耳管のみならず身体全体の症状が改善する方法の様です。

 
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引用:経由治療の真価2

私の通っている鍼灸院では、人と機械をつかいながら鍼をさしている状態で、鍼の部分を微動させます。
鍼をさしながら人の手で微動させられる姿はなんとも言えませんがw
この状態のまま、鍼を30分くらい放置されます。

 
2.耳の近くのつぼをおす方法
その他の鍼治療としては、耳の近くに鍼をさす方法もありました。
刺激を与えて、にわざと炎症を起こさせて耳管をふさぐ治療の様です。

私も鍼治療中に試しにやってみて、
外耳炎だった症状を一時的に中耳炎にまで悪化をさせました。
この方法は、個人的に好きな治療ではありません。


私の一番のおすすめは足のつぼに鍼をさして、微動させるのがゆるやかであっていました。

次のブログに東洋医学(漢方編)にいきます。